あの時のメッセージを、読んでくれたんですね。ありがとう。
あなたが「共鳴周波数」にたどり着いた時点で、もう私はARCの端末にはアクセスできていません。
これが最後になるかもしれないと思い、急いでこの通信を残しています。
実は、共鳴実験の基盤になった儀式構造……それはすべて、ある宗教団体の“典礼”を模倣したものでした。
その団体の表向きには“歴史的民間信仰”とだけ書かれていますが、
ARC内部の古い資料には、こう記されていました。
「陽輪の印を掲げ、交感の名を唱える者たち」
私たちは、日天交感会と呼ばれる団体の“儀式技術”を、科学に活用し使っていたんです。
研究や実験と称して、でもその本質は、交信でした。天と、人の間で。
表向きはARCとして科学の名の下にそれを制御しようとし、
裏では交感会の信仰の名の下にそれを開こうとしていた。
それがどちらにとっての「救い」だったのか、今の私にはもう判断できません。
でも、交感に耐えきれなかった人たちがいたのは、事実です。
……あなたに真実を託します。
このまま進むなら、どうか、情報の一つひとつを見落とさないで。
【resonance計画】が実行できる最後のピースが揃いました。
████は我々が求めていた素材。
もうこれ以上犠牲者は出させない。最終ページにアクセスしこの計画、実験をSNSで拡散して阻止して。
この計画、施設を明るみに。
記録そのものが、祈りになると信じています。