交感前の準備
- 静坐(しずわ)し、眼を閉じて内なる陽を思念する。
- 呼吸を正し、鼓動と太陽の拍動を同期させる。
- 掌を胸前に掲げ、陽輪を心中に描きながら合掌。
- 交感詞〈あさひみちびく〉を低声で三唱。
- 導師の合図にあわせ、拝礼。
講話抄録
Cここに集う皆が初めて陽輪の律動を聴く刻、胸の内にわずかな温もりを覚えるだろう。
それは己と太陽が交感を始めた兆しである。
L永き時をかけ、我らは空を仰ぎ、光の変遷を観測してきた。だが真に重要なのは、観測ではなく共鳴だ。
I朝日が昇るたび、世界は新たに産声をあげる。君ら自身もまた、その光の一部として再誕する。
Mただし光を受けるだけでは不十分。己の鼓動を以て光へ返礼し、円環を完遂せねばならない。
A光が放つ周波は高く澄む。それを人の身で受け止める術こそ、交感詞と呼吸律動である。
T得られる恩恵は静かな熱だ。温度計に現れずとも、魂が帯びるぬくみは確かに存在する。
E来るべき第二席では、その熱を外界へ拡張し「雨雲」を動かす初歩を学ぶ。
胸の中の陽を絶やさぬよう待機せよ。
── 光輪導師『初回交感講話』より